6.1 学科 生成AI基礎④【オンライン】

■ Illustrator生成AIとは?

IllustratorのAIは 「編集できるベクター素材を作るAI」。 写真のようなリアルさではなく、後から自由に編集できる形・線・色を作るのが得意。

「AIが作った素材を人が仕上げる」 これがIllustrator AIの基本的な使い方。

■ Photoshop AIとの違い(超重要)

Photoshop(ラスター)Illustrator(ベクター)
ピクセルで画像を作るパス(線・形)で作る
写真の質感が得意アイコン・ロゴ・図形が得意
拡大すると荒れるどれだけ拡大しても劣化しない
線の調整が難しい線の太さ・色を自由に変更できる

👉 用途で使い分けるのが正解 背景合成 → Photoshop アイコン・ロゴ案 → Illustrator

■ Illustrator生成AIの強み

1. 最初から編集できるベクターで生成

  • 線の太さ、色、形を後から自由に調整できる
  • Webでも印刷でも使える
  • 拡大しても劣化しない

2. Web制作と相性が抜群

  • アイコン、ロゴ案、背景パターンなどを一気に生成
  • 統一感のある素材を短時間で作れる
  • SVGで軽量 → サイト表示が速くなる

3. 生成再配色が強力

  • 「爽やかなブルーに」などの指示だけで全体の色を自動調整
  • クライアントワークでの色変更に即対応できる

■ Illustrator AIが作れるもの

  • アイコンセット
  • ロゴ案(※最終仕上げは人が必要)
  • 背景パターン
  • 装飾ライン
  • インフォグラフィック(図解)
  • UIパーツ(矢印・ボタンなど)

■ 実務でのメリット

● アイコン大量生成

「美容系アイコンセット」などで統一感のある素材を一括生成。

● 色変更が一瞬

ブランドカラーに合わせて一括再配色できる。

● 微調整が簡単

角丸、線の太さ、形のゆがみなどをすぐに直せる。

● 軽量で高速表示

SVGはPNGより軽い → SEOにも有利。

■ ロゴ制作での注意点

  • AIのロゴはあくまで方向性の案
  • 著作権・商標の観点からそのまま採用はNG
  • 文字は崩れや誤字が出やすい
  • 最終的なロゴは必ずデザイナーが構築する

■ パス構造の注意点

AI生成のパスは複雑なことがある → パス整理は必須

  • 細分化しすぎるとSVGが重くなる
  • 印刷時に線が欠ける可能性もある

■ AIと人の役割分担

  • AI:形・色・パターンの大量提案
  • 人:意味づけ・選択・仕上げ

AIは素材を出す存在。 最終的な品質を決めるのはデザイナー。

■ 最終まとめ

Illustrator生成AIは 「Web素材制作の初動を爆速にし、統一感のあるデザインを短時間で作るためのAI」

  • AIが素材を大量に生成
  • デザイナーが整えて仕上げる → スピードと品質が両立する

AIはデザイナーの創造性を広げるパートナー。

AIを使って“構成→画像→アイコン→文章”を揃え、デザインプロセスを理解。

参考サイト

MEMO

⼩さな表⽰にも⼤型ディスプレイにも対応でき、
サイズごとに画像を作り直す⼿間がありません。
また、データが軽く表⽰が速いこと、
⾊や形の修正がしやすいことも⼤きな特徴です

写真の背景差し替えは
Photoshop、アイコンの線を整える作業は
Illustrator、というように⽤途に応じた使い分けが重要

※編集→カラーを編集→オブジェクトを再配⾊→プロンプト⼊⼒

AIが⽣成したロゴをそのまま正式なロゴとして採⽤することは、
著作権や商標の観点からリスクがあります。


AIはあくまで⽅向性を⽰す存在です。
AIの案をもとにデザイナーがパスを整え、
⽂字を組み合わせることで、
オリジナルのロゴを⾼品質に仕上げることができます

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